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2008年12月03日

なぜ、親知らずは大人になってから生えるのでしょう?

アイタタタ…っと、歯の奥が痛い。これってもしや親知らず? こ、こわいよ~。

Q1…でも親知らずって、なぜ大人になってから生えるんだろう?

A1「歯の元になる“歯胚”というものがあるんですが、親知らずの場合、歯胚が9~10歳ごろに作られ、17~25歳ごろに出てくるのが一般的ですね。そもそも歯は、生えるスペースがなければ出てこない。だから親知らずは、大人になってアゴが発達し、充分なスペースができるまで生えないんです。しかし、現代人は固いものを食べなくなり、大人になってもアゴが細い人が増えている。そのため、親知らずがまっすぐに生えるだけのスペースを確保できず、斜めに生えたり、隣の歯を押したりして痛みを感じるようになったんですよ」


Q2ちなみに大人になってもアゴが小さい人は、生えないってこともありますか?

A2 「スペースが空かずに、ずっと歯茎の中に埋まっていて、一生痛まない人もいます。しかも最近では、アゴがさらに小さくなり、そもそも親知らずの歯胚自体が存在しない、という人も出てきています。ウチに来る高校生の患者さんの中にも“レントゲンを撮ったら歯胚がなかった!”というケースがありますからね」

凄い!! それって進化(?)なんですかね? 

Q3あと、親知らずは生えたら抜いたほうがいいってイメージですけど…?

A3 「基本はそうです。親知らずは、磨きにくいし虫歯になりやすい。また、先ほどの理由により痛んだりする。正しくまっすぐ生えなければ抜くことが多いですね。しかし、親知らずの手前の歯が抜けた場合、『親知らずの成長を誘導し、抜けた奥歯の代わりに使えた』というケースもあるので、一概には言えませんが」


ただ痛い、こわいっていうイメージだった親知らずにもいろいろあるんですね。


タグ :親知らず

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